MEIKO夢ハウス

家づくりを検討中のあなたへ、設備・建材選びのための情報収集のコツ

2019年12月21日

こんにちは。MEIKO夢ハウスのサワセです。
12月23日は、東京タワー完成の日です。
1958(昭和33)年、東京・芝公園に
東京タワーが完成し、完工式が行われました。
高さ333mでパリのエッフェル塔より13m高く、
当時世界一の高さの建造物となりました。
現在は、東京スカイツリーが完成した後も、
変わらずに東京の観光スポットになっています。

実は、東京タワーではなく、
昭和塔という名前になるのを知っていましたか?
この世界一の自立鉄塔の名前を決める際に
一般公募が行われました。

応募数は、86269通あり、
その中で応募が多かった名前が、
昭和塔だったのです。

そして東京タワーの応募数は
223通しかなく順位も13位だったため、
選ばれることはないと思われていました。

しかし、東京タワーの名称を選考に参加していた、
徳川夢声が東京タワーを推奨したため、
東京タワーが採用されることになりました。

また、昭和塔以外にもたくさんの応募があり、
エターナルタワー・マンモス塔・
エンゼルタワーといったものもありました。

東京タワーより応募数が多かったため、
こちらが選ばれる可能性もありました。

ところで、東京タワーの材料には、
戦車が使われているということを知っていますか?
東京タワーの工事は、1957年に始まりましたが、
その少し前に、朝鮮戦争になりました。

そして、この戦争には
アメリカも参戦していたのですが
激しい戦争のためボロボロになった、
戦車も数多くありました。

このボロボロになった戦車を
アメリカまで持ち帰るのはコストがかかり
修理するよりも新型戦車をつくりたい
アメリカの思惑と
鉄不足であった日本の思惑が一致し、
戦車を建材として買い取ることになったのです。

戦車は、敵の砲撃を受け止められるほど、
頑丈な素材でできていたことと、
当時の日本には良質な建材がなかったことから
東京タワーを建設するのに
うってつけの建材となりました。

そして、東京タワーの展望台より上の部分は、
戦車を建材としてつくられたのです。
また、東京タワーの配色は赤と白ですが、
この配色パターンを変更したことがあります。

建設当初は、赤白が交互に11等分に
塗られていましたが、
現在は赤白が7等分に塗られています。

元々東京タワーが赤白の配色になったのも、
飛行機から見えやすくするためでしたが、
周囲に高層ビルが立ち並ぶようになって、
東京タワーが見えづらくなりました。

そのため、20メートル間隔で塗られていたものが
30メートル間隔で塗るように
1986年の航空法改正で変更されました。

東京スカイツリーの完成によって
電波塔としての役割を
ほぼ終えたと言える東京タワーですが、
やはり東京の街の中心に
長きに渡ってそびえ立ってきた東京タワーには
何とも言えない魅力があります。

これからも東京のランドマークのひとつとして、
多くの人たちから
親しまれ続けていくことでしょう。

さて、今回、家づくりの基礎知識は、
設備・建材選びの情報収集のコツ
についてお伝えします。

それでは、
さっそく『今週のTOPIC』をご覧ください!!