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階段の種類は?家づくりの際に役立つ情報を紹介!

2021年11月30日


家づくりで階段をどうするか悩む方は多いですが、毎日上り下りするので、使いやすい階段を選びたいですよね。
階段には実はたくさん種類があり、それぞれの特徴を理解してライフスタイルにあった階段を選びましょう。
そこで今回は、階段の名称と種類別のメリット・デメリットを紹介します。
ぜひ参考にしてくださいね。

□階段の各パーツの名称を紹介します
まずは、階段の各パーツの名称を紹介します。
知っておくことで、家づくりの際にご自身の希望を具体的に伝えられますよ。

踏面(ふみづら)は、階段の足をのせる面です。
また、その面の奥行きのことを指すこともあり、15cm以上と建築基準法で定められています。

踏板(ふみいた)は、踏面の板のことを指します。

段鼻(だんはな)とは踏板の先端部分のことです。
公共の場などには、この段鼻にすべり止めがついていることもあります。

蹴込(けこみ)は、段鼻が下の段の踏み板からどれだけ手前に出ているかを表します。
蹴込が長いと、足がひっかかる危険があるため、3cm以下にするのが一般的です。

蹴込板(けこみいた)は、踏板と踏み板を垂直につなげる板です。
つまずきや物の落下を防止します。

側桁(がわげた)は、階段の側面に斜めに沿った板のことを指します。
これがある階段は、側桁階段と呼ばれます。

蹴上(けあげ)は、段の高さのことです。
蹴上は低いと上がりやすい階段になりますが、広く場所を取ります。

以上が階段を考える前に知っておきたい各パーツの名称でした。

□種類別のメリット・デメリットは?
さて、続いては階段の種類についてです。
代表的な3種類の階段について、それぞれのメリットとデメリットを紹介します。

1つ目は、直線階段です。
もっとも一般的な階段で、まっすぐ上に上がります。
踊り場がなく、コンパクトなつくりが特徴です。
また階段下の空間を有効活用できる点もメリットです。
一方デメリットとしては、勾配が急になりやすいことです。

2つ目は、折れ階段です。
L字型の階段で、途中で折れ曲がっている場所は踊り場になります。
もし転倒したときには、一番下まで転がり落ちてしまうことはありません。
直線階段と比べて、場所を取ってしまうことがデメリットです。

3つ目は、折り返し階段です。
階段の途中でU字に折り返す階段で、広い踊り場が必要になります。
勾配が緩やかなため、上り下りが最も安全なタイプの階段です。

□まとめ
今回は、家づくりで階段を検討している方へ、階段の種類を紹介しました。
ぜひ参考にして、ご自分の使いやすい階段を作ってくださいね。
注文住宅に関して、ご不明な点等ございましたらお気軽に当社までご連絡ください。