従来の「つくっては壊す」スクラップ&ビルド型の社会から、「いいものを作って、きちんと手入れをして長く大切に使う」ストック活用型の社会への転換を目的として、「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」が平成20年12月5日に成立し、平成21年6月4日に施行されました。
「長期優良住宅」に必要な条件は下記のような項目があります。
- 耐震性
- 耐震等級2以上または免震建築物など
- 耐久性
- 床下空間330mm以上確保、劣化対策等級3相当
- 可変性
- ライフスタイルの変化に応じて間取り変更が容易
- 維持管理・更新の容易性
- 内装や設備のメンテナンスが容易
- 住戸面積
- 一戸建ては75m2以上、少なくとも一つのフロアの床面積が40m2以上
- 省エネルギー性
- 省エネルギー対策等級4以上
- 居住環境
- 地域に調和した家
- 維持保全画
- 定期的な点検、補修等に関する計画の整備
税制にもメリット
・所得税(住宅ローン控除)<長期優良住宅は限度額が引き上げられる>
住宅の種類 | 控除対象になる限度額 | 10年間で控除される所得税と住民税の合計最大額 |
---|---|---|
一般住宅 | 4000万円 | 400万円 |
長期優良住宅 | 5000万円 | 500万円 |
※平成33年12月31日までに入居した場合
・所得税(投資型減税)<長期優良住宅が利用できる>
住宅の種類 | 特例措置の内容 |
---|---|
長期優良住宅 | 長期優良住宅の認定を受けるための標準的な性能強化費用相当額(上限650万円)の10%を、その年の所得税から控除 |
※平成33年12月31日までに入居した場合。住宅ローン控除との併用はできない
・登録免許税 <長期優良住宅は税率がさらに引き下げられる>
住宅の種類 | 特例措置の内容 |
---|---|
一般住宅 |
|
長期優良住宅 |
|
※平成32年12月31日までに入居した場合
・不動産取得税 <長期優良住宅は課税標準から控除される金額が増える>
住宅の種類 | 控除額 |
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一般住宅 | 1200万円 |
長期優良住宅 | 1300万円 |
※平成32年12月31日までに入居した場合
・固定資産税 <長期優良住宅は税額が1/2に減額される減税措置の適用期間が延長される>
住宅の種類 | 減税措置の適用期間 |
---|---|
一般住宅 |
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長期優良住宅 |
|
※平成32年12月31日までに入居した場合
【フラット35】Sで金利引き下げが可能
住宅金融支援機構と民間金融機関が提携して貸し出す【フラット35】のうち、長期優良住宅ならさらに低い金利が一定期間適用される【フラット35】Sが適用されます。
MEIKO夢BOXは長期優良住宅対応住宅です。
長期優良住宅の申請方法や、住宅ローンのご相談までお気軽にお問い合わせください。
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